上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書く事で広告が消せます。 |
常務から電話が来た。内容は、荷物を取りにくるようにという内容であった。 車の事を聞くと売ったといっていた。当然、常務は、直接会っても出社の命令はなかった。 スポンサーサイト
|
先生から3枚のFAXが届いた。
解雇理由が提示されたのだ。送付人は会社の顧問弁護士からだ。 早速、中身を確認する。感想は一言めちゃくちゃな内容だった。 解雇理由には、成績が悪い(実際にはそんなことはない)、会社の売り上げが悪い、等、11/6の事件には触れずただ言い訳が並べれられたものである。しかも、経営状態が悪く妻の延長線上の解雇であるとの旨があった。どこの変が延長線上かわからないがとにかく虚偽の内容であった。 文にまとまりがなく、社長が使いそうな言い回しなので8割が社長が作ったものであるのは明白だ。法律的なことはわからないが、どうも不備が多そうな内容である。(誤字もあるし) 結局、回答で、解雇は有効と考えているようだ。 追っかけ、先生に電話をした。反論を整理しとくようにと指示され次回の打ち合わせの日程を決めた。回答書としてはよくあるタイプのものらしい。つまり、私が感じたのは都合の悪い論点をずらし解雇を正当化しようとしているだけのもである。その証拠として、12/6まで在籍のはずだが出社の要請はここでもされていない。されていないどころかそこの質問に回答がない。 そこまで社に来てほしくないのか? |
早速、作成してくれた解雇理由提示書(書面には通知書とある)を見せていただいた。内容はコンパクトにまとまっているものの非常に綺麗な文体で昨日はなした内容がすべて盛り込まれたもの。さすがだなぁと感嘆してまった。その中にはもちろん、暴行事件のことや即時解雇後の解雇通知を説明させる問いも含まれている。こちらを参照ちなみに、事件以降、会社への出社要請はない。辞める意思のないことも入っている。
さて、これに対してどう答えてくるだろう。労働者が解雇理由を求めた場合、必ず答える義務が会社にはある。(労働基準法22条1項、2項)この内容で早速送ってもらうことにした。 これにより、解雇が確定されたとしての次の手の打ち合わせをした。 いくつが方法があるのだが、今回の場合一番得策なのが「労働審判」と言う制度であるという。その制度の説明を受け、会社側が解雇を向こうと考えているのか、有効と考えているのか、明確にしないということを視野に入れ「地位確認の訴え」に関する全委任をお願いした。、解雇を受けた時点で訴える意思はあったので即決でお願いした。また、暴行事件の慰謝料も含んで受けてもらうことになった。労働審判の制度は後日、ここで説明したいと思う。聞いたところ、私以外の労働問題に悩んでいる方にも是非活用していただきたい制度である。 とりあえず、相手の出方を見ないと次にすすまないので待つことにする。早急に答えるようにとの旨が盛り込まれているので時間は掛からないだろう。私の立場がわからないというのは非常に苦痛である。会社にはまずこの気持ちをわかってもらいたい。 |
ついに、見つかった弁護士さんと会う日が来た。はたして、受けてくれるか。それ以前に話を聞いてくれるか。不安と期待が混ざりあり複雑な気持ちで向かった。妻と一緒に行ったのだが妻も同じ気持ちであった。
「はじめまし」笑顔で迎えてくれた。整理したノートを見せ一生懸命説明した。思いのたけを全て話した。とにかく、自分たちの悔しさをぶつけた。神妙な面持ちで聞いていた弁護士さん(これからは先生と呼ぶ)は「早速、手を打ちましょう。」と言ってくれた。 そして、どういう手でこの件を処理するかを考えます、言ってくれた。 まずは、解雇理由の提示を会社に請求する、それが先決だということで次に日も事務所で打ち合わせる約束をした。着手金の支払いと委任契約も明日することになった。話を聞いてもらい「客観的に解雇は無効であろう」といってくれたもらったことで、気付くと家路につく足取りも軽くなっていた。 さて、明日から本格的に会社と全面対決となる。ついにこの時がきた。 第4章へ |
常務から電話が来た。 私から連絡するなどどういう了見かさっぱりわからない。被害者意識の逆撫でとはこのことである。示談交渉で被害者から連絡をするなんて聞いたことがない。まぁいい。彼らが選んだ選択であるので何も言わなかった。もうこのときには期待する無駄かもしれない。そういう感情しかなかったのだから。ちなみに、この時も、出社については何も触れなかった。重要な件の優先順位が違うのではないか?私の顧客も困っているであろうに。「経営なんて二の次だ、自分の身を守らねば」そういう発想だろう。自分の顧客が心配だ。 |